はじめまして。A SEED JAPANインターンの生川です。
さて、昨日8月18日は、新宿NPO協働推進センターにて開催された第92回“市民とNPOの交流サロン”にて、事務局長西島が講演をしました。ご存知の方もいらっしゃるように、ASJは以前新宿に事務所を構えていたため、そのご縁から新宿NPO協働推進センター指定管理団体である新宿NPOネットワーク協議会より今回の機会を頂きました。
そもそもこのサロンではNPOを知ってもらうことが目的になっています。しかしそれ以上に、天気も悪い中参加して頂いた方々も、NPOの活動にそれぞれ多様なご関心を持っている様子でした。そのため前半は、西島自身の自己紹介から始まって、ASJ運営の実情、また発足当初から現在に至るまでの活動とその理念など幅広い話をすることができました。そして後半の1時間で、講演を聞いて頂いた参加者の方々からご感想やご質問を頂きました。まず印象的だったのは、A SEED JAPANの活動が、25年の間若者を中心に続いてきたことに対する驚きの声でした。さらにはご自身もNPOの活動に携わっている方々をはじめとして、「参加者の入れ替わりが多い中でどのように理念が継承されているのか」、「どうしてNPO法人格を取得したのか」など、ドキッとする鋭い質問もありました。10名ほどの参加者の皆様と距離が近かったことに加え、なかなか団体について話して意見をもらう時間は少ないこともあり、貴重な時間となったように思います。
私としても今までのA SEED JAPANの歩みを知ることは新鮮でした。こうしてブログを書くような作業をしている際は見えづらいですが、若者や社会人一人ひとりが各々の問題意識を持って活動に携わり、卒業してからも新たなフィールドで活躍している、そしてそれがASJを中心としたネットワークを構成していることは大きな財産であるのだと思います。そしてそのように有機的であるからこそ、組織としてこれまで環境問題と社会的な不公正に目を向け続けることが可能なのであり、自分もその一部として活動に携われていることをありがたく感じています。
ぜひ皆様にも引き続き今後のA SEED JAPANを見守って頂けたらと思います。
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A SEED JAPAN事務局の西島です。
終戦の日が近づいています。
今日もA SEED JAPANでは、8/9の夜に開催予定のセミナーの準備をしました。
企画の始まりは、昨年の8月。あれからもう1年が経ちます。
沢山の、学生を含む市民が国会前に集まった夏。
平和の在り方を、改めて考えた方も多かったのではないかと思います。
今回A SEED JAPANが企画するセミナーのテーマは、非人道兵器-クラスター爆弾や核兵器-と私たちの”預金”との関係です。
確かに日本は非核保有国であり、憲法第9条によって「戦争をしない国」として70年間それを守ってきたとみなされています。
しかし、私たちが銀行に預けたおカネは、銀行を介して、核兵器製造企業、クラスター兵器製造企業へ投資されたり融資されたりしている実態があるのです。
このような視点で見てみると、わたちたちは実は、投資・融資を通して、戦争に加担しているとも言えます。
しかも日本はオスロ条約に署名しているので、クラスター爆弾は製造できないことになっていますが、投融資を通じて米国などの製造企業を支援しているという事になるのです。
核兵器についても、同じような論理です。
詳しくは、近く発表予定のレポートをご覧いただいたり、セミナーにご参加ください。
ちなみに、兵器産業への投融資は、すでにFair Finance Guide JapanのWebサイトでも展開していますので、ご覧ください!
http://fairfinance.jp/bank/topics/arms/
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