2018.03.07 Wednesday

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    2015.04.18 Saturday 05:20

    Earth Day Tokyoをつくっている人たち -インタビューその4- A SEED JAPAN ワカモノ×ミライプロジェクト あき&信玄

    • Author : asj
    • 0
      皆さんこんばんわ!A SEED JAPAN アースデイ東京 広報アクションチームです!とうとうEarth Day Tokyo 2015当日です!

      4回目のインタビュー企画はEDT2015実行委員で出展者の、あきと信玄をご紹介します
      A SEED JAPANのメンバーでもあるお二人。なぜ環境問題に積極的に関わっているのでしょうか?!それではどうぞ!

      【自己紹介】
      あき:
      はじめまして。あきです。ちょうど今日、3月1日は就活の解禁日で、僕も今年就活をします。今大学三年生です。エコ・リーグという別の環境団体に関わる中で、A SEED JAPAN(以下ASJ)のことを知って2012年の12月以来、ここで活動しています。最近は、環境問題関連のことで海外に行ったり、人のつながりを大切にしながら活動を続けています。遡れば小さい頃から「異常な事態が起きている、何かを変えなければ」というように、環境問題への関心があったように思います。アースデイ東京は今年が3回目の参加かな。
       
      信玄:
      こんにちは。信玄です。特別支援学校で小学一年生を受け持っています。教員採用試験の勉強の中に「環境教育」の項目があり、初めて環境問題に興味をもちました。渋谷生まれ、目黒育ちなので、森での遊び方、自然での遊び方を全く知らず、このままでは子どもたちには教えられないと思い、環境団体でボランティアをしようと思いたちました。環境問題の現場の声を聞いてみたいと思い、2012年の8月末頃に「つながりの森を未来にプロジェクト」というチームに入り、マレーシア現地ツアーに参加して以来、ASJにのめり込んでいます!アースデイ東京には今年で2回目の参加です。
       
      あき:信玄さんのいいところは、いい意味で想定外の意見を言うところ。広い視野やアイディアが豊富だよね。
       
      信玄:あきのいいところは、ネットワークを大事にしているところ。色々なところに行ってネットワークを作ることが上手なんですよ。今年はあきがワカモノ×ミライのリーダー(※A SEED JAPANのプロジェクトの一つ)なんだよね。

      (写真左:あき、写真右:信玄)
       
      【アースデイ東京とはどんな場所だと思いますか?】
      あき:
      社会を変える一大イベント。環境問題や地球の問題を他人事ではなく自分ごとにすること。自分ごとにしてもらうためのメッセージを僕たちは送るわけだけど・・・。多少高くても環境にいい商品を選択するように変わってもらえれば嬉しい。
      信玄:
      みんな普段仕事(日常)が忙しいけれども、「住みづらい世界になって欲しくないな」となんとなくでも思っていると思うんですよ。それをアースデイという日をきっかけに情報を整理して、「本当に自分が生きていきたい世の中」とはどんなものだったかを、人と話す中で自分の意見に気づくことができる。そして気づいたときに、ASJのような活動があって、こういうことをすれば、自分が願うような世の何かになるかもしれないという道しるべになりたいなと思っている。アースデイ東京を通じて自分たちの社会を、自分たちで作っていると思えるようになればいいですね!
       
       
       
      【アースデイに来場する若者に伝えたいメッセージは?】
      信玄:
      水の枯渇問題とか、ピークオイルとか、一日で解決できる問題ではないが、いつかは解決しなければ行けない問題ってありますよね。一夜漬けで勉強すると超大変だが、日頃の授業が大事という学校の試験と一緒で日頃の生活のちょっとしたことの積み重ねで世の中は変わっていくと思う。習慣化されれば大変じゃない。「気軽にできるじゃん」という感覚がいいと思う。自分も含めて、「絶対こうやって変えたい!!」という危機感が足りないと思う。
       
      あき:アースデイに来る方は環境問題に関心がありつつも、実際にどんな活動があって、自分にどんなことができるのかイメージしづらいところがあると思う。そこで、誰でもできるような一歩、しくみを作るのが大事だと思うんだよね。スティーブ・ジョブスが言ったように、「今日が人生最後の日だと思って行動すれば、必ずいつか現実になる」と考え、いろんなことに満足するより、いろんなことを疑問視した方が、世の中を知れるし面白い生き方ができると思う。世の中により疑問を持ってもらえるように、そしてその解決策を提示できるような関係性を、アースデイに来てくれた若者と作っていきたいな。
      信玄:学校の教育でも「疑問を持つこと」が学ぶ最初の学習意欲だといわれているので、アキの言うことに共感する。今、学校の先生の数が少なくなってきているけど、発達障害の子供は増えている。
         家庭や地域で担っていいた役割の多くが学校に任され、仕事が増えている。教育の質をあげるためにも、家庭の負担を減らす為にも地域のつながりは大事だと思う。
      あき:知り合いがEducation for Sustainable Development(ESD)の研究をしている。つまり、インプット型の日本の教育は本当にいいのかということを研究しているんだよね。教育は結果をどう評価するかが難しいが、例えばスウェーデンでは、教え込むのではなく、自らが考え、発信していく力を身に着けるという教育をしている結果、評価が高いといわれている。日本の教員の働く時間はどの国より長いといわれている。日本も変えたいが教員も忙しくなかなか変えられない。しかし、教育はあまり優先されない課題。それを問題視する必要があるよ。
      信玄:他国のしくみをそのまま受け入れていいのかという意見も多く出てくると思う。日本の教員はとにかく残業が多い。
         アメリカに2週間行って、アメリカの教育を学んできたことがある。向こうの教員は授業を教えるだけ。そのほかの学校経営などは一切やらない。そうすれば、教材研究や子供への伝え方を考える時間をもてる。そうすると、はい、これを覚えなさい、みたいな詰め込み教育ではなくなると思う。現場は何もできないのでしくみを変えることが大切だと思います。
       
      【原発問題】
      信玄:去年のゴールデンウィークに青森県六ヶ所村に行ってきた。六ヶ所村では、もう賛成や反対の問題を越えて、どう再処理工場と付き合うかという議論になっている。やっぱり部外者としては、住んでいないから、こうしたほうがいいですねとかはなかなか言えない。まだまだ勉強不足。しかし、再処理工場の建設を押し付けた責任が都市にはある。今年も行きたい。再処理も含め原発の問題は、タブーなことではなくて、きちんと目を向けて地域と都市が連携して真剣に取り組まないといけないと考えている。
      あき:原発輸出の問題はFair Finance Guide(※銀行の社会性、投融資方針を格付けする、世界七カ国で実施されている国際キャンペーン)の点数の基準にも入っている。
         原発問題は世界的にも関心が高い。ヨーロッパには日本より原発依存度が高い国もある。原発を新たに増設する、稼働し続ける、止めるというという話ではなくて、原発への理解、リスクをしっかり学ぶ場が必要だと思う。

      (写真左:あき、写真右:信玄)
      信玄:原発はもともと便利だから、最終処分も決まってないけどとりあえず使っているという側面がある。日本で起きたのに、日本の人はタブー化して目をそむけている。危ないものは危ない、ダメなものはダメときちんと言えていない。一番大事なもの、生きていくためには、お金よりも、食べ物や水が大切だということは誰もが知っていること。当たり前のことを当たり前に言えたらいいと思う。
      あき:原発は1973年頃に建設ラッシュがあった。当時耐用年数は40年くらいだと言われていた。
         もうその耐用年数になっている。40年経ったらどうしよう、という議論があまりなかったのが一番痛いところ。建てたなら、建てた後どうしようという話はやっぱり必要。全世界共通の問題。チェルノブイリのように被害が他国に及ぶこともあるので、日本だけでなく、世界的に考えていかなければならない。
      信玄:私たちは原発を建設すると決めた世代の人達に責任取ってと言える立場ではあるのかなとは思いつつも、将来こうしたいから、お願いだから処理を頑張ってと言える若い世代というのが大事。これはいやだから、一緒に頑張るから、責任を取ってくださいという姿勢が必要だよね。
       
      【ボランティアの方に一言】
      信玄:ボランティアの楽しさは、仲間ができること、自分を知ることができること。仲間と話して言葉にしていく中で、自分はこういう考えだったんだなとか、自分発見の場もある。仲間ができることやネットワークができること。そこが楽しい。やっぱりわくわくする。
         自分の考えに自信が持てた。自分の考えは、少なからず「いのち」を大切にした考え方だったんだなという意味付けが、人と関わっていく中で出来てきたのがすごく嬉しかった。ボランティアの人達ともぜひ話したいな、お友達になりたいな、と思っております。人見知りだけど。
      あき:メッセージ性が強いのがアースデイ。メッセージを送るとしっかり帰ってくるのも魅力。
         関心のある方、自分以上に知識がある方も来場者の中にたくさんいる。同じissueを感じていて、問題意識を共有できる人たちがたくさんいて共感できる。
      信玄:魅力が3つ。1つは、仲間との出会いが自分との出会い。2つ目は、社会問題を見つめ考える時間がある。忙しいとつい後回しにしがちな地球とか未来のことをブースとかで社会問題を正面から見つめ、じっくり考える時間がある。3つ目は自分次第で無制限に成長できる場であること。自分のやる気次第で当日だけじゃなくて事前から活動する場がある。スキルアップしたい気持ち次第でいくらでも成長できる場だと思います。
       
       
      【コアに関わる人たちに向けて】
      信玄:
      ボランティアは、なかなかきちんと褒められない。いいことやってるね、すごいね、という定型文ではなく、本当にここでボランティアをやろうと思った人たちはすごい、偉い人だし、もっともっと輝いてほしいし、輝くはずだと思う。もっともっと周りがきちんと認めてほしいな。教科書に載っている坂本龍馬のような人達だと思う。先駆者である人、未来をつくっている人だと思う。
      あき:これだっていう正解はないと思っていて、正解を一つに決め過ぎず、多様な考えを受け入れることがアースデイにとっても大事だなと思っている。
       


       

      2015.04.08 Wednesday 01:49

      Earth Day Tokyoをつくっている人たち -インタビューその3- EDT 2014 事務局員 じゃすみん ・インフォメーションチームリーダー オガ

      • Author : asj
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        皆さんこんばんわ!A SEED JAPAN アースデイ東京 広報アクションチームです!とうとうEarth Day Tokyo 2015当日が10日後に迫ってきました。本番目前ですね!

        3回目となりましたインタビュー企画、今回はEDT2014事務局員、EDT2015実行委員のじゃすみんと、インフォメーションチームリーダーを務めるオガにお話を伺いました。ふたりとも、
        A SEED JAPAN アースデイ東京 広報アクションチームの一員でもあります。初の対談となったインタビュー、Earth Day Tokyoに対するお互いの思いの丈をぶつけ合います。それではどうぞ!


         【自己紹介、他己紹介、きっかけ】
        じゃすみん)オガとは去年のEarth Day Tokyo(以下EDT)で知り合ってね。インフォメーションチーム[i]のテントリーダーをしていて。私はEDT 2014事務局員。今もお互い勤め先が近く、昨日も一緒に飲んでたよ。
         私が環境問題について実際に職業にしようと真剣に考えたのは、大学3年生の時に入ったゼミがきっかけ。そして、勉強するだけでは何も変わらないと思って、A SEED JAPAN(ASJ)というNGOに入った。地球は人間だけのものだけじゃないっていう当たり前のことを感じてたのかな、そんな美しいことを考えながら大学生活を送っていたとは到底思えないけれど(笑い)。

        オガ)じゃすみんと知り合ったきっかけは彼女の話した通りなんだけど、その後僕は所属する会社で社会貢献活動に取り組むチャンスがあってね。その時にASJで携帯の回収をやっていることを思い出して、再度じゃすみんを訪ねて一緒に活動したことがあるよ。元々資源関係の仕事をしているから、資源開発による環境負荷について興味があったし。
         このASJ EDT広報アクションチームには、去年一緒にチームリーダーをした友達から声がかかって始めた。他の団体で広報活動をやった経験もあるから、何か手伝えないかと思ってね。EDTやその周辺の人達と話をすると、みんなすごく面白いことを考えていて、思いを伝える手助けが出来ればいいなと前から思っていたんだ。

        (以下じゃすみん:じゃ / オガ:オ)
         
        【EDTについて、課題】
        じゃ)お互いが活動できる範囲はその人が所属している何かに制限されることがあると思う。その中でも、一人一人ができるだけのことをやろうと思って集まっているのがEDTだと思うし、共感を覚えるな。

        オ)EDTに関わる人のモチベーションの違いは、それなりに大きいと思うよ。ボランティアで関わっていると特にそう感じる。実行委員の中でも違うと思うけど。

        じゃ)3.11以降、もう少し連帯して、市民が集えるイベントになったらいいなと思っていて。そして当日ボランティアの人達と実行委員の人達の間にも、交流があれば良い。ボランティアの人達は熱い人が多いから、実行委員の想いに触れることはできるんだけど、だからといって、交流がないのは全くいいことではないよね。

        オ)うん、意思疎通はした方がいいと思う。じゃすみんの言葉を借りれば、同じ志でやるために、お互いの考えをよく知っておくということでもあるんだけど、ボランティアスタッフが持っている色んなモチベーションを運営側が知る意味でもね。
         僕はアースガーデンというイベントに遊びに行ったことがきっかけでボランティアを始めたんだけど、そのイベントがすごく面白くてね。これ位の規模のイベントならボランティアスタッフを募集しているだろうと思って調べたら、案の定募集していて。面白いイベントを作っている人たちは多分面白い人達なんだろうと思って申し込んだんだ。EDTに関わっているのもそれと同じで、単純に面白い人たちと出会いたい、この人たちの話を聞きたい、何なら自分もそういう人たちに近づきたい、なりたい、というモチベーションから来ている部分も大きいな。

        (写真:左から じゃすみん / オガ)

        じゃ)今のEDTは、玄関のドアみたいなものだと思う。コンコンとノックして年に1回行けば、今、世の中で起こっていることをなんとなく知ることができる。そこからいろんなつながりにアクセスしていくイベントになったなと思っているよ。都市部だけでなく、農業、経済、エネルギーであれ、話を進めていくと、つながりが大事で、最終的に交流人口を増やすとか、という話になっていく。人によっては、ちゃんとコミットしようと思うようになってくる。どんなコミュニティでもいいけど、つながりがないと人は最終的には生きられないと思う。会社組織であれ、小さい団体であれ、何かしらつながりながら人は生きているしね。
         EDTというネットワークをいかに豊かにしていくかに、最近凄く関心があるな。バリバリ活動している人、私みたいに半ばEDTに育ててもらったような若手、NGOスタッフ、いろんな人がいる。それと、なんとなくボランティアをやってみたいなと思って来た人たちを繋ぐには、いろいろ玄関のドアが必要でしょう。一人一人がなんとなく来るのもいいけど、出口もネットワーク化されるといいなと最近すごく思っている。
         
        【EDTをこう捉える】
        じゃ)年に1回EDTがあって、10万人が来るのはいいけれど、私たちは「毎日がEarth Day」という言葉をキャッチフレーズ的に使う。だって別にその日1日だけ問題が噴出するわけじゃないからね。

        オ)そうだね。自分の肌感覚、普段の生活の一部にまで落とし込んでいければ良いと思う。その上で、お互いに日々抱えている問題を持ち寄って話し合いが出来る空間を、EDTが実現出来ればいいんじゃないかな。

        じゃ)私自身はそれをやりたい。皆が課題を日常に持ち帰るとか、考え続けるとか、話し合ってくれたらすごく良いと思うよ。だって、めんどくさいけど、大変だけど、皆でやらないといけない。NGOだけがやることじゃないよね。

        オ)このインタビュー自体も、その一つの形なんじゃない?

        じゃ)そうだね。そういう中で、EDTには、とりあえず何かしなきゃいけないと思う人が来るんじゃないかな。
         
        オ)EDT、これからどういう風になっていったらいいかな。

        じゃ)お互いに日々抱えている問題なりなんなりを持ち寄って話し合いをするEDTを実現したいな、たとえそれがめんどくさく、どれだけ合理的でなくてもね。問題を解決するために、納得感を積み上げ、凄い時間を掛けて話し合いをする、それが民主的なプロセスだと思うし。

        オ)EDTはそういう場所になり得るんじゃないかな。

        じゃ)うん、納得感を丁寧に積み重ねていければいいね。ただ、今の実行委員会をみていると、少し合理的に過ぎるんじゃないかと思ってしまうな。

        オ)それは難しいところだね。異なるバックグラウンドを持つ人達が期限内に一つのことを完成させないといけないということを考えると、ルールは必要だと思う。でもいざそのルールができたら、合理的なものだけで問題は解決出来ないというような声が挙がったりしてさ。それをずっと繰り返すんだろうね。
         
        【EDTの魅力】
        オ) 月並みな言い方だけど、環境問題に関心が高い人も低い人も関わりを持てるのがいいな。だから、環境問題に関心を持ってもらうために、わかりやすさとか娯楽的要素は必要だと思うね。EDTの内側の人たちに言わせれば、敷居が高い方が、その敷居を乗り越えて来てくれた人の方が話しやすいかもしれない。だけど、社会が抱える特定の問題について物言わぬ人達が世の中のマジョリティーだとしたら、塀を乗り越えることが絶対必要な要素ではないでしょう。いろんな世代が、何かしら関心を持てる、開かれた場所であるべきだと思うよ。

        じゃ)環境問題に関する認識の違いの問題じゃないかな。自然と隔離されてしまったような状況の中で環境問題について考えるのは難しいかもしれないけど、少しでも地球のことを考えようというのがEDTの趣旨だし、考えられる時間であってほしいな。私にとってのEDTは世代間格差を埋めていくものでもあるし、シングルissueで活動している人たちが協力し合えることを探して、マルチissue化できる場でもあるのが魅力だと思うよ。
         
        【EDT 2015のボランティアの皆さんに一言】
        じゃ)1日だけの中で今後一生のつながりを作るのは難しいかもしれませんが、活動の中でいろんな人に話しかけることで、確実に新しいつながりができる場だということは、私も去年あらためて感じました。休憩の時間とか、いろんなテントを回れる時間もちゃんとあるので、できるだけ場を活用して、いろんな人とつながっていく場にしていただけたら嬉しいです。

        オ)EDT当日はインフォメーションチームのリーダーとして、どこかのテントで活動していると思います。リーダーは忙しそうと思われる反面、結構孤独で…。ぜひ個人的に話しかけてもらえればいいなと思います。
         
         (写真:左から じゃすみん / オガ)
         
        [i] インフォメーションチーム:来場者の方にわかりやすくEDTを説明したりガイドしたりする部署、EDTの入り口、玄関先。

         

        【ボランティア募集のお知らせ】

        アースデイ東京2015では引き続き当日のボランティアスタッフを募集しています。
        興味を持たれた方は↓のリンクからご応募下さい!

        2015.04.02 Thursday 23:45

        Earth Day Tokyoをつくっている人たち -インタビューその2- ボランティアコーディネーター しゅんちゃん

        • Author : asj
        • 0

          皆さんこんばんわ!A SEED JAPAN アースデイ東京 広報アクションチームです!いよいよEarth Day Tokyo 2015当日まで3週間を切りました。

          今回のインタビュー企画では、前回のふくちゃんと共にボランティアコーディネーターを務める、しゅんちゃんにお話を伺ってきました。
          彼がイベント制作の仕事を始めるまでには、どんな物語があったのでしょうか。それではどうぞ!
           

          【自己紹介】

          (オガ)今日はよろしくお願いします。では簡単に自己紹介からお願い出来ますか。


          (しゅんちゃん)よろしくお願いします。去年からEarth Day Tokyo(以下EDT)のボランティアコーディネーターをしています。しゅんちゃんです。EDTに初めて参加したのは5年前で、1、2年目はxchangeという洋服の交換会のブースのスタッフとして参加していました。3年目にワールドオーシャンズデイ(海の環境について考える国際アクションデー)が作っていた海の環境エリアのコーディネートを経て、今に至ります。

          (以下オガ:オ / しゅんちゃん:し)
           

          オ)EDTに初めて参加した時はボランティアとしてではなくて、出展する側だったんだね。では、普段どういうことをされているか教えてもらえるかな。
           

          し)普段はグリーンアップルというイベント企画制作会社で働いています。出展者側で参加していた時は、グリーンアップルとして関わっていたよ。


          オ)去年のボランティアコーディネーターも、グリーンアップルとして入っていたの?


          し)もちろんグリーンアップルのバックアップはもらっているけど、ボランティアコーディネーターはボランティアだよ。


          オ)そうなんだ!てっきり前回は仕事として関わっていたのかと思ってた。


          し)完全にボランティア(笑)元々グリーンアップルの仕事としてもボランティアコーディネーターをしたことがあって、声をかけてもらったんだよ。ただ、EDTのボランティアコーディネーターは中々大変で、去年は右も左もわからなかった。周りにかなり助けてもらったなぁ。

           

          【イベント制作に関わり始めたきっかけ】

          オ)しゅんちゃんはどうしてグリーンアップルに入ったの?


          し)僕は大学生の時からグリーンアップルで働いていたんだ。静岡の大学に通っていたんだけど、イベント制作を仕事にしたいと思って、大学を1年休学して、イベント制作の会社を立ち上げた。ただ、立ち上げてみたは良いものの、どうやってイベントを作り上げればいいのか分からなくてさ(笑)


          オ)そりゃそうだ(笑)

          し)そんな時に、大学のゼミの関係でグリーンアップルを紹介してもらうことが出来たんだ。ちょうど休学していたところだったから、東京に乗り込んで、グリーンアップルの代表に面接してもらって「ただでもいいから雇ってくれ」って(笑)


          オ)素晴しい行動力だね(笑)


          し)僕の実家は鉄工所をやっている自営業なんだ。そんな環境で育ったから、昔からいわゆる一般の就活をして企業で仕事をするというより、自分で何かを起こして働くイメージがあって。


          オ)なるほど。自分のやりたいことが仕事に繋がっている実感はある?


          し)うん。今は自分のやりたいことを仕事にできているよ。グリーンアップルの代表にも話しているけど、早く自分の会社を立ち上げたい。最初は静岡で会社を立ち上げるつもりだったんだけど、今は静岡だけにこだわらなくても良いんじゃないかと考えてる。例えば静岡でイベントをやるにしたって、制作は東京でも出来るわけだから。


          オ)なるほど。でも、なんでイベント制作?他にも色んな選択肢があったと思うけど。


          し)そうだね。これにはゼミの先輩のことが一つのきっかけになっていて。


          オ)そうなんだ。


          し)ある日、尊敬していたゼミの先輩が、就活活動で鬱になっちゃって、突然学校に来なくなった。これまですごく精力的にやってきた人が、そういう状態になってしまうのは、何か問題があるからなんじゃないかと思って。


          オ)なるほど。


          し)ただ、結局その原因が、本人の問題なのか、大学教育の問題なのか、就職活動という仕組みそのものにあるのかはわからなかった。さらにゼミの同期の女の子も、就活を機に授業中に突然泣き出しちゃう状態になってしまったりして、学生個人の問題ではないと思った。そこで、学生たちを自分の手でもうちょっと幸せにしたいと思ったんだ。


          オ)それからどうなったの。


          し)初めは学生のためのポータルサイト立ち上げなんかを企画して、色々な人に発表したりしていたんだけど、本当にそれがやりたいのかって、周りからよく突っ込まれた。そこで、両親や周りの人に、自分に何が向いていて、何が好きだと思うか聞いてみた。その中で、僕は小さい頃からイベントを作るのがとても好きだったことに気づいたんだ。確かに、学園祭の準備なら徹夜もできるなって。
           

          オ)昔からお祭り男だったわけね(笑)


          し)そうだね(笑)小学校の運動会で青組代表をしたことに始まって、中学は生徒会長で学校祭の実行委員長、高校では体育祭の応援団軍団長、大学生では学園祭実行委員会とか。今思えばイベント大好きだった。
           

          オ)だからイベント制作を選んだと
           

          し)そういうことだね。

          (写真左:しゅんちゃん / 写真右:オガ)

          IMG_4532.JPG


          【EDTの良いところは何か】

          オ)しゅんちゃんの思う、EDTの良いところって何かな。


          し)EDTの良いところは、色んな人の手で作られているのがわかるところ。僕が普段やっている仕事では、クライアントがいて、企画して、施工を業者さんにお願いして、プロフェッショナルとして淡々とイベント制作をしている。それに対して、EDTでは、たくさんのボランティアや事務局、そして普段は別の仕事をしている実行委員会の人達が運営をしている。ただイベントをやるだけではなくて、EDTというイベント以上のものを考えて、みんなで試行錯誤しながら作り上げている。そんな雰囲気を感じられるのが、EDTの良いところだと思う。

           

          【これからのEDTをどうしていきたいか】

          オ)しゅんちゃんは今年のEDTをどうしていきたい?


          し)学生や若者がもっとぐいぐい入っていけるイベントを作っていきたいな。学生が活躍できる場面をもっと作っていきたい。これはEDTに限った話ではないけどね。


          オ)そうなんだ。


          し)僕はさっき話した就活鬱や就活自殺が気になって、大学の卒業論文でも研究したんだ。人は教育機関にいる時の社会のイメージと、就職後の社会のイメージの乖離が大きいほどショックが大きくて崩れてしまうんだよ。学生だから何でもやっていいというイベントではなく、社会には厳しいこともたくさんあるんだよ、ということを知る機会としてイベントを提供したい。


          オ)EDTは社会人も多いし、僕もすごく良い機会だと思う。僕が学生の時にこのイベントがあったら絶対参加していたし、自分の将来も変わっていたと思うな。
           

          し)うん。世の中に学生団体はたくさんあるけど、学生だけでできることは限られている。EDTは環境問題のために動いている人達の発表の場であると同時に、若者が社会に触れる場でもあると思う。そうした場を提供出来ることがEDTの意義なんじゃないかな。

                                  

          【EDT2015 のボランティアの皆さんに一言】

          オ)最後にボランティアの皆さんに一言頂けますか。
           

          し)一番大切なのは楽しむことだと思います。一緒に楽しい社会を作っていきましょう。


          オ)本日はお時間頂き、ありがとうございました。


          し)ありがとうございました。

          IMG_4524.JPG

          【ボランティア募集のお知らせ】

          アースデイ東京2015では引き続き当日のボランティアスタッフを募集しています。
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