2018.03.07 Wednesday

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    2010.10.31 Sunday 17:17

    【セミナー報告】見つめ直そう、水の流れ。vol.2


    ma+saです!

    前回に引き続き水セミナーの報告、後半です。


    ●パネルディスカッションと質疑応答
    <オルタナティブについてdiscussion>

    ○水道の問題
    な(中川崇さん):(民営化の現状認識や日本の民営化の様子)日本の水道事業は、基本的には自治体自体が水道事業を行っていて、水道料金事業を民間が請け負っているところはない。
    建設の技術的や設備の管理で民間企業に委託することはある、民間企業に委託は悪いことではないが、公営、民営のパートナーシップや方向性が異なってきていることが問題。

    ほ(堀内葵氏さん):(国内の民営化について)国内でも浄水場の民営化が進んでいる。1.自治体の財政状況も厳しい、2.技術者がいない、3施設の老朽化、3つの理由で民営化を選択する傾向になりつつある。
    水はすべての人が平等に使えるもので、民営化で水の供給が脅かされてるのでないかと不安である。
    海外の事例のように、公営、民営ではなく住民が意思決定に参加できるようなシステムが日本でもできるといい。



    さ(佐久間智子さん):(水の問題を、なぜ関心をもたないといけないのか?)私の住んでいる地域の問題で、神奈川県水道が100年に一度の大雨でも雨をためられるダムを作ったのですが、そのせいで、県水道は赤字。
    しかし、債権でまかなっており料金は変わらない、しかしいずれ将来利息分を支払うことになる。
    これは市民が知らない事実であるり、まったく議論されずにいる。
    また建設前から知る必要があったし、現段階でも、もっと住民を巻き込んだ議論をしていかなければならない。

    ○水源の問題
    く(草刈良允):(水源の問題:企業の取水について)白州町の中だけではなく県全体で、取水に課税をしていくべきだと言う話がある。しかし、現地の人は企業はお金を払えばいいわけで、取水制限を設けることが必要だと言っている。

    な:(取水制限は法でどのように規制できるか?)高度経済成長期に、工業用水事業があったが、なくなってきている。環境局は地盤沈下対策をしている。多摩地域で地下水を汚染されないようにある程度の汲み上げを行っている。
    ほ:インドで地下水の取水が問題になった際に、裁判にかけられたことがあった。
    さ:地下水は境界がはっきりしていない。どのくらいあるのかや、誰のものかはっきりしないのをいいことに、買った土地で飲料水会社が取水している。しかし、地元の自治体などには一切利益がない。



    ○質疑応答
    --フロア:企業は海外などから水を買っている。最近は海外から日本の山を買っていて、水源を
    見ていると言われている。海外との問題に発展する前に、取水制限をするべきだ。
    さ:日本人が代理で買っている場合があるかないかなどまだ良く分からないが、地域の共
    有財産を守るために何らかの動きをするべき。

    ---フロア:日本も海外から食料を大量に輸入している。
    バーチャルウォーターとして海外から"水”を大量に輸入している問題もある。
    (バーチャルウォーターについて)
    ほ:日本も海外から水を輸入してきていた、まず自分たちの身近な水を見直すことが必要。
    な:どうやって地下水を守るか。水は公共財であり、水基本法の制定を訴えている。
    く:自分たちの土地に目を向けることが大切。例えば、自分たちの水が海外に買われてい
    る事実を知っていくべき。地産地消は水にもいえる。
    さ:30年後にはバーチャル水は終わるのではないか。そのために持続可能な使い方をして
    いくべき。無駄な貿易をやめて地域に目を向けるべき。

    ○最後に
    く:市民の声が行政や企業に届いていない。
    議論がなされるためには、その土地について知っている人がどれだけいるかが大切。
    多くの人が声を上げて企業や自治体へ届けるシステムを作っていきたい。
    な:地域との関係を築いて、事業の見直しなどをしていくことが重要。
    ほ:私たちは自分たちのお金でどんな援助・事業がなされているかを把握することが重要
    である。
    さ:水の問題は広い。自分たちの体を作っている水がどこからきているか?
    地域の水か海外の水か?食べ物1つとってもバーチャルウォーターの問題もある。
    今回が水を考える意識のきっかけになればいいと思う。




    質疑応答では、水道管の安全に関する問題から、バーチャルウォーターまで話が広がった。
    「水」と言っても水道水から地下水、バーチャルウォーターなど色々とあるため、ひとつの視点からは簡単な答えを出すのは難しく、奥深い問題ということがわかった。
    私たちの水は自分たちで見つめ直す必要なある、しかし、これまで議論されずにいた問題を、私たちが考えるきっかけができたことは、大きな第一歩だったと思う。
    水プロジェクトのこれからの活躍に注目したい。



    2010.10.30 Saturday 13:45

    【セミナー報告】見つめ直そう、水の流れ。vol.1



    ma+saです!

    8月から連載をしてきました編集部あさに変わり、
    水プロジェクトチームが開催した水セミナーの報告です。


    9月23日(木・祝)午後、広尾 JICA地球ひろばにて、行われたセミナーです。
    A SEED JAPAN セミナー『見つめ直そう、の流れ。』

    当日は、申し込み人数を上回った参加者が会場に集まった。
    年齢層は幅広く、水問題について詳しく方から、
    私のような水問題についての初心者も参加していた。

    1、2回の連載で水プロジェクトチームの活動を追ってきたが、
    今セミナーによって水問題は、とても様々な事情が複雑に絡みあっていて
    複雑で状況を打破することが困難な状態であるということを知ることができた。


    --------------------------------------------------------
    前半は身近な国内の水問題について。
    まずは全日本水道労働組合の中川崇さんによる『東京都の水道の仕組みと問題点』の紹介。そして水プロジェクトの草刈良允による、先日のブログでも紹介した『日本のボトルウォーターに潜む問題 山梨県北杜市白州町の事例』の紹介が行われた。

    -簡単なポイント-

    水道水(中川崇さん)
    戦後、公共衛生が目的で作られた水道によって、戦後に整備された水道は今、様々な問題に直面している。水道設備の老朽化や財政難が生じているほか、技術進化や安全面の強化に伴いさらなる資金が必要になってきている。また、給水人口や水源の水質の差によって、水道料金の地域格差が起きている。

    地下水(草刈良允)
    一部の地域で、約20社の飲料水メーカーが大量に取水している山梨県北森市の白州町では、近隣住民の井戸が濁ったり、枯渇したりしている。
    企業側も住民側も、濁水や枯渇化が、取水と関連しているのかどうかわからない。
    水プロジェクトとしては、企業と地域住民の間で十分な話し合いが行われていないことや、過去に一方的に試掘が始まったこと。
    また、ある企業がCSR活動の一環として行っている水源涵養林が、機能を果たしてない、といった点が問題だと感じている。

    --------------------------------------------------------
    後半のパネルディスカッションに入る前に、世界の水事情の紹介。
    PARCの佐久間智子さんによる『世界の水危機と水ビジネスの矛盾』と
    AMネットの内葵さんによる『日本のODAという視点から見る水問題とNGOの役割』。


    -簡単なポイント-

    世界の水道民営化(佐久間智子さん)
    一部の貧困地域では、公的機関による水道運営の汚職によって住民が安全な水にアクセスできずにいる。そのため、企業がそのような地域に参入して、上下水道の設備と運営を行うケースが約10年前から盛んになっていた。しかし、民営化も水道料金の高騰や現地労働者の解雇といった新たな問題を生み出している。この民営化の動きは先進国でも生じているが、「民営化が悪い」ということではなく、運営が不透明になり、地域住民が意思決定に参加できないことが問題。

    実は様々な国で公営は失敗していて、節水の管理や水源の確保をしなかったための水源の枯渇化、また、貧困地域の水道設備が撤去されるなど、貧困層が水にアクセスできなくなるという問題も起きている。こうした地域では、水事業が私営化に移りつつある。

    ODAを利用した日本の企業の水ビジネス(堀内葵氏さん)
    日本は水に関するODA(無償資金協力)のトップ援助国。しかし、最近ではODAという名のもと、日本の水企業の海外進出を政府が後押ししている。企業が参入するのは収益を得られる地域だけなので、農村地域などは置き去りにされている。
    日本のODAが、世界の貧困地域の水道の衛生化のために進められた事業が、徐々に私営化され、日本の企業も水ビジネスに乗り出している。
    しかし、日本の企業の水道技術が、海外の導入を進める地域に適した技術であるかどうかが疑問であること。
    ODAの水事業は、日本の企業の水ビジネスを進めるためなのか?それとも南北格差を無くすためなのか?問い直す必要がある。



    -----このあとはパネルディスカッションと質疑応答-----
    つづきはvol.2で報告します!



    2010.10.29 Friday 19:47

    A SEED-TVからお知らせ ICTを活用した試験的ウェブサイト「A SEED-TV」配信中!

    • Author : asj
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      A SEED-TV からお知らせ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
      ICTを活用した試験的ウェブサイト「A SEED-TV」配信中!
      10月18日から29日まで「テレビでは伝えられないCOP10」を配信しています
      ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

      10月18日から開催されている生物多様性条約第10回締約国会議(以下COP10)について、
      ほとんどのマスメディアでは結果だけが伝えられています。
      これでは、私たちには
      「実際に会議でどのように議論が進められいるのか」
      「会議の参加者はどのような動きをしているのか」
      が届きません。

      そこで、A SEED-TVは、マスメディアでは伝えられることのない
      「COP10の雰囲気」
      「会議に参加している人々からの生の声」
      「A SEED JAPANをはじめとするユースやNGOによるアクション」
      などをウェブサイト上で伝えています。

      このウェブサイトは、A SEED JAPANメンバーにより制作され、
      サイト上にアップされている動画のほとんどが、
      メンバーがCOP10の現場で撮影・編集をおこなったものです。

      ==================
      A SEED-TVウェブサイト
      http://aseed-tv.org/
      ==================

      随時更新されますので是非ご覧ください!

      <配信中の動画>(2010年10月27日現在)
      ■COP10の雰囲気や会議の流れを伝える動画
      『本日の道家さん』
      (掲載可能か不明のため未記入)
      ■A SEED JAPANメンバーのアクションを伝える動画
      『COP10 SILENT ACTION』(35秒)
      会場内で、A SEED JAPANメンバーが「BY2020」のTシャツを着用し、実施したアクションの様子を撮影した動画。
      『HALT THE LOSS OF BIODIVERSITY』(1分31秒)
      矢場公園で、A SEED JAPANメンバーが海外NGOメンバーと共に大きく「0(ゼロ)」の文字を作りあげる様子を撮影した動画。

      ■A SEED-TV概要 http://aseed-tv.org/
      ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
      国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」(アシードジャパン)が、
      ICT(情報通信技術)を活用して「公正で持続可能な社会の実現を目的と
      した青年のアクション」を
      支援するために立ち上げた試験的メディアサイト。
      ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

      2010.10.28 Thursday 18:27

      2010/10/28 A SEED JAPAN 活動情報メールマガジン <COP10スペシャルエディション#3>

      ma+saです。

      メールマガジンを配信しました!


      10/19、10/26に続きCOP10臨時号です!

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      ┃
      ┃ A SEED JAPAN 活動情報メールマガジン
      ┃<COP10 活動報告#3>2010/10/28 (木) 発行
      ┃
      ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ┃みなさん、こんにちは!
      ┃COP10、活動報告臨時号第3回目です!
      ┃今回のメルマガ担当は、たけとma+saです。
      ┃
      ┃今日も配信!広報部のma+saです!
      ┃COP10は27日に、ついにハイレベル・セグメント(閣僚級会合)に入りました。
      ┃国際会議場はセキュリティーも厳しくなり、緊張感が走ります。
      ┃難航している議題で夜遅くなる会議も増えてきました。
      ┃
      ┃ではでは、今日の速報メルマガです!
      ┃最新COP10情報をお送りします。
      ┃どうぞよろしくお願いします。
      ┃
      ┃今回のメルマガのラインナップはコチラ☆
      ┃=========================もくじ=========================
      ┃ 1:COP10で菅総理と未来を担う青年の対話を
      ┃ 2:ABS:ジョセフの国際会議場より「一人でも多くの人に伝えなくては」
      ┃ 3:コラム:たけの政策提言日記
      ┃ 4:編集後記
      ┃ ======================================================
      

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      2010.10.26 Tuesday 20:12

      2010/10/26 A SEED JAPAN 活動情報メールマガジン <COP10スペシャルエディション#2>



      ma+saです。
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      ┃ A SEED JAPAN 活動情報メールマガジン
      ┃<COP10 活動報告#2>2010/10/26 (火) 発行

      ┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ┃みなさん、こんにちは!
      ┃COP10、活動報告臨時号第2回目です!
      ┃今回のメルマガ担当はまるとma+saです。

      ┃広報部のma+saです!
      ┃名古屋から東京に戻り、あっと言う間に1週間ほどたってしまいました。
      ┃COP10の状況はどうなっているのか?
      ┃会議の進行は?私たちの未来にとって有意義な決議がされるのか?
      ┃また、A SEED JAPANの仲間の名古屋での活動が気になります。
      ┃今日は、活動の報告内容と共に、リアルタイムの動画による
      ┃COP10の活動は知ることができるサイトをご紹介します!

      ┃ではでは詳しくはこのメルマガを見てください!
      ┃どうぞよろしくお願いします。

      ┃今回のメルマガのラインナップはコチラ☆
      ┃=========================もくじ=========================
      ┃ 0:前回メルマガ<COP10 活動報告#1>の訂正について
      ┃ 1:ユースがCOP10交流フェアでステージパフォーマンス(10/21)
      ┃ 2:生物多様性の利用をフェアに!プロジェクト 活動紹介
      ┃ 3:「A SEED-TV」本格始動!!
      ┃ 4:編集後記
      ┃ ======================================================




      お!!ヒロがCOP10のプレナリー(全体会合)で発言!!
      詳しくは続きをご覧ください!

      2010.10.19 Tuesday 11:04

      2010/10/19 A SEED JAPAN 活動情報メールマガジン <COP10スペシャルエディション#1>

       

      ma+saです。
      メールマガジンを配信しました!

      A SEED JAPANでは月1回くらいのペースでメールマガジンを発行し、
      最新のイベント情報などが入手できます。
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      ┃ A SEED JAPAN 活動情報メールマガジン
      ┃<COP10 活動報告#1>2010/10/19(火) 発行
      ┃
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      ┃みなさん、こんにちは!
      ┃今回はCOP10開催!活動報告臨時号です!
      ┃メルマガ担当は、いしぴー、バード、ma+saです!
      ┃
      ┃広報部のma+saです!
      ┃10月なのに半袖じゃないと暑かったり、そうかと思ったら急に寒くなったり、
      ┃みなさん風邪は大丈夫ですか?
      ┃つい先日、A SEED JAPANの仲間たちと東京から夜行バスで名古屋に行きました。
      ┃早朝に着いたのですが、とても寒くて、
      ┃前の夜は暑くて汗をかいていただけに温度差に驚きました。
      ┃さて、なぜ、東京に事務所があるA SEED JAPANメンバーが名古屋に行くのか?
      ┃その理由はCOP10です!
      ┃ 
      
      ┃ではでは詳しくはこのメルマガを見てくださいね!
      ┃どうぞよろしくお願いします。
      ┃
      ┃今回のメルマガのラインナップはコチラ☆
      ┃
      ┃============================もくじ==============
      ┃ 1:編集前記(COP10とは?)
      ┃ 2:直前アクション@名古屋
      ┃ 3:編集後記
      ┃ ==============================================

      続きを読む
      http://archive.mag2.com/0000233492/20101019093232000.html

      2010.10.08 Friday 17:15

      共同代表の小林が毎日新聞の論点に寄稿!COP10 ABS、公正な議定書合意を!

      101008_1716~01.jpg

      2010.10.04 Monday 15:59

      【COP10関連】がけっぷち生物多様性キャンペーン紹介


      『生物多様性』
      生態系・生物群系または地球全体に多様な生物が存在していること-----

      私たちの生存・生活は、生物多様性がもたらす恵みに拠るところが大きい。
      しかし、近年では、人間活動の活性化に伴い生物多様性の損失が著しく、生物の絶滅が年間4万種という驚異的なスピードで進んでいるa

      生物多様性が失われることは、私たちの未来が無くなるということでもあり、生物多様性と私たちは“がけっぷち”に立たされている。



      ma+saです。
      先日、がけっぷちの生物多様性問題に取り組む、
      ユースによる『がけっぷち生物多様性キャンペーン』の実行委員会のミーティングを見学。

      『がけっぷち生物多様性キャンペーン』通称"がけいき"(以下がけいき)は、
      国際青年環境NGO A SEED JAPAN“生物多様性の損失をゼロに!プロジェクト”と
      全国青年環境連盟(エコ・リーグ)“CBD-COP10 Project”共同で運営している。

      参加者は約30名ほどで、大学生と大学生院生のユースが中心となっている。

      がけいきメンバーは、10月18日から開催される、
      生物多様性条約第10回締約国会議(以下COP10)※1に向けての活動を行っている。
      生物多様性にとって重要な議論が、日本の愛知/名古屋で行われるのだ。

      ※1

      ------------------------------------------------
      ―生物多様性の損失についてどのようなことを目指しているのですか?

      ひろ
      (がけっぷちの生物多様性実行委員会 リーダー)

      生物多様性の損失を止めるためにCOP10において、
      有効な決定を日本政府が主張することを求めている。



      『2020年まで生物多様性損失をゼロに』

      長期目標を成し遂げるには、明確な2020年までの短期の時間の設定が必要であり、
      『ポスト2010年目標』※2の中の具体的な数値目標の設定を主張することが重要だ。

      ------------------------------------------------

      ―ポスト2010年目標とは?
      ○えぐっちゃん
      (国際青年環境NGO A SEED JAPAN 2010年度共同代表
       生物多様性の損失をゼロに!プロジェクト リーダー)

      深刻化する生物多様性損失の問題を対処するため、
      1992年国連環境開発会議で生物多様性条約が採択された。
      その後、2002年生物多様性条約第6回締約国会議で『2010年目標』が策定された。

      しかし、数値目標を含まない曖昧な内容であり、2010年5月の報告によると、
      『2010年目標』の各個別目標は全て失敗し、ほとんどの指標は悪化しているb

      COP10では、2020年以降の新たな目標である『ポスト2010年目標』を
      新戦略計画として策定される。


      曖昧な目標設定であるがゆえに失敗した『2010年目標』の過ちを繰り返すことは許されず、
      できるだけ曖昧さを排した、数値を含み、具体的な行動を示すもの、
      また明確な期限が設けられるべきである。

      ※2


      ------------------------------------------------

      ―どのような想いで活動をしている?
      ○なな
      このままでは、特にこれからの時代を生きていく私たちユースの未来も、
      がけっぷちにたたされてしまう。


      この新しい2020年目標はがけっぷちの生物多様性を守る上で、
      非常に重要な目標であることはもちろん、
      私たちユースにとって生物多様性と自分たちの未来のための目標で、
      だからこそ私たち未来世代のユースが中心となって行動を起こさなくてはならない。

      それを防ぐためのアクションを起こせるとしたら 『今』しかない。

      -----------------------------------------------------------------------

      COP10で代表団へ"声"を届けるためのアクションをミーティング中。

      メンバーの熱い想いに触発され、私も名古屋まで参加しようと思う。

      自分たちの未来のため、みんな"今"行動を初めている!


      ○そんな彼等の活動をもっと知りたい方はこちら!
      ◆がけいきのHP:


      ◆twitter:がけっぷちの生物多様性キャンペーン

      活動に賛同いただける方は【 #gakeikibd 】でつぶやき・フォローをお願いします。


      COP10に向けてWebによる情報発信を行っています!
      ○こちらもチェック!
      ◆ASJ TV


      -------


      Biodiversity Outlook 3, 2010.

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