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    2017.03.15 Wednesday 00:03

    3月11日 ふくしまの若者たち、6年間の軌跡

    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    ニコ事務局長の西島香織です。

    今年の3.11は、非常に貴重な経験をさせていただきました。

     

    かねてよりお世話になっている菅野瑞穂さんから「福島の二本松でイベントをやるから」をお声がけいただきました。

    瑞穂さんは1年弱かけて、あぶくま地域の若者たちを取材した冊子「みんなのきもち」を完成させました。今回、3月11日に合わせてお披露目し、インタビューしたみなさんを呼んでトークイベントをするということでした。

     

    それで私がお願いされた役は、司会。

    こんな大切な日の重要なイベントの司会と聞いて、東京に住む私が司会なんていいのかしら、、と思いつつkyu、でもとても嬉しかったのでお引き受けしました。

     

    「みんなのきもち」に集約されているのは、福島に住むという

    選択をした6人の若者たち。もちろん瑞穂さん自身も、東和に住む選択をした一人。どんな人たちをインタビューしたのだろうと楽しみにしていました。

    「みんなこの6年間頑張ってきた。でも福島から撤退する団体や、福島から出ていった人も多くて…今必要なのは、それぞれの地域で頑張る人たちの居場所をつくること」

    そんな思いから、インタビューは狭い地域ではなく「あぶくま地域」。今後は、他県に避難して定住した人の思いも聞きに行きたいとのこと。

     

    そんな「みんなのきもち」を聞きに来た人は、福島県内外から50名ほど。東京からもたくさん。熊本県の水俣や石川県から来た人も。

     

    6人のパネラーは、職業も出身もそれぞれ。

    石垣島出身でここに移住して、農家民宿をしている「農家民宿ゆんた」の仲里さん。

    テレビディレクターとして福島の今を伝えている寺島さん。

    飯舘村出身で、京都・福島市に避難してまた飯舘で畜産農家をやりたいという山田さん。

    鹿島出身で、東京のベンチャー企業に勤めた後、福島のために何かしたいと思い、県内で様々な人や団体をつなげてきた鎌田さん。

    震災後に県外から田村氏へ移住し、夫婦二人三脚で農業・加工業をしている稲福さん。

     

    60分程度という短い時間の中で、ここで生きていく覚悟や、生きていく意味について、話してもらいました。

     

    本当に、ここには書ききれない様々な思いが交錯して集まって共有できるような素敵な空間でした。

     

     

    あえていくつかご紹介するとしたら、この冊子の最後のインタビュー記事で、仲里さんはこう言っています。

     

    「福島の土地は汚染されたかもしれないけれど、それで使い捨てにしていたら土地なんてどんどんなくなっていくじゃない。その土地を大切に使って食べ物を生産することってほんとのオーガニックじゃないですか?大事に地球の土地を守ってるっていう風に思ってほしいなって思ったんですよね。だから福島で有機農業をやる意味ってすごいあると思いますね。」

     

    飯舘村の山田さんも。

    「今まであった農地、地域、仕事全て元通りは無理だから、来世の自分が少しでも生活しやすくなるようにと気楽に考えて頑張るよ(笑)。」

     

    この冊子を読んでいて気付いたこと。それは、土地に対して本来普通に持っている感覚――受け継がれてきたもので、受け継いでいくものだということ――を、私は忘れて生きていたんだということ。そうして大地や食は守られてきたのだということ。そして多くの人たちがこの感覚を忘れているために、この感覚を持っている人を理解できないまま、「なんでわざわざここで農業をするのだろう」「ここにはきっと住めない」という疑問や懸念を抱いたのではないかということ。

     

    そう、それは「取り戻す」という言葉が合っている気がします。

    「みんなのきもち」の中で、鎌田千瑛美さんがこう書いています。

    「自分の食べる分くらいは自分で作れるようになりたいって想いで、近所の農家さんのお手伝いを始めました」「すごいことをたくさんやってるのに、社会的な価値に繋がっていないなって改めて思った。あとは哲学的なこと。自然界の中での人間の立ち位置とか、万物のよくわからないものを感じるようにはなってきてる。本来持ってたものを今取戻してる感じ。」

     

    私がこの数年間で福島の地域づくりや農業をする方々に何度も会う中で、最初は気づき・驚き・学びであった感覚。それがだんだんと、共感しているような、自分の心の奥底が共鳴しているようなそんな気持ちに変わっていった気がします。それを、「本来持っていたものを取り戻している」という言葉に当てはめると、なんとなくぴったりな気がする。

     

    3.11に合わせて、たくさんのメディアや市民運動もふくしまのことを伝えていました。風評被害のこと、食と放射能のこと、どうやってまちを復興させていくのかなど。

    専門家を呼んで議論するのもいいけれど、「普通の若者」の話のほうがよっぽどリアルで、本質的な答えにつながっていると私は思う。彼らが未来を創っていくんだなぁと本当に思えたし、私も一緒に作っていくんだなぁと嬉しくなりました。

     

    同時に、誰と一緒に誰に向けて何をするか、根本から考える機会をくれました。

     

    ハート当日のレポートについてはこちらでもご覧いただけます。

    http://ameblo.jp/yunosato-farm/entry-12256094046.html?frm_src=favoritemail

     

     

     

     


    2018.03.07 Wednesday 00:03

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