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    2010.10.30 Saturday 13:45

    【セミナー報告】見つめ直そう、水の流れ。vol.1



    ma+saです!

    8月から連載をしてきました編集部あさに変わり、
    水プロジェクトチームが開催した水セミナーの報告です。


    9月23日(木・祝)午後、広尾 JICA地球ひろばにて、行われたセミナーです。
    A SEED JAPAN セミナー『見つめ直そう、の流れ。』

    当日は、申し込み人数を上回った参加者が会場に集まった。
    年齢層は幅広く、水問題について詳しく方から、
    私のような水問題についての初心者も参加していた。

    1、2回の連載で水プロジェクトチームの活動を追ってきたが、
    今セミナーによって水問題は、とても様々な事情が複雑に絡みあっていて
    複雑で状況を打破することが困難な状態であるということを知ることができた。


    --------------------------------------------------------
    前半は身近な国内の水問題について。
    まずは全日本水道労働組合の中川崇さんによる『東京都の水道の仕組みと問題点』の紹介。そして水プロジェクトの草刈良允による、先日のブログでも紹介した『日本のボトルウォーターに潜む問題 山梨県北杜市白州町の事例』の紹介が行われた。

    -簡単なポイント-

    水道水(中川崇さん)
    戦後、公共衛生が目的で作られた水道によって、戦後に整備された水道は今、様々な問題に直面している。水道設備の老朽化や財政難が生じているほか、技術進化や安全面の強化に伴いさらなる資金が必要になってきている。また、給水人口や水源の水質の差によって、水道料金の地域格差が起きている。

    地下水(草刈良允)
    一部の地域で、約20社の飲料水メーカーが大量に取水している山梨県北森市の白州町では、近隣住民の井戸が濁ったり、枯渇したりしている。
    企業側も住民側も、濁水や枯渇化が、取水と関連しているのかどうかわからない。
    水プロジェクトとしては、企業と地域住民の間で十分な話し合いが行われていないことや、過去に一方的に試掘が始まったこと。
    また、ある企業がCSR活動の一環として行っている水源涵養林が、機能を果たしてない、といった点が問題だと感じている。

    --------------------------------------------------------
    後半のパネルディスカッションに入る前に、世界の水事情の紹介。
    PARCの佐久間智子さんによる『世界の水危機と水ビジネスの矛盾』と
    AMネットの内葵さんによる『日本のODAという視点から見る水問題とNGOの役割』。


    -簡単なポイント-

    世界の水道民営化(佐久間智子さん)
    一部の貧困地域では、公的機関による水道運営の汚職によって住民が安全な水にアクセスできずにいる。そのため、企業がそのような地域に参入して、上下水道の設備と運営を行うケースが約10年前から盛んになっていた。しかし、民営化も水道料金の高騰や現地労働者の解雇といった新たな問題を生み出している。この民営化の動きは先進国でも生じているが、「民営化が悪い」ということではなく、運営が不透明になり、地域住民が意思決定に参加できないことが問題。

    実は様々な国で公営は失敗していて、節水の管理や水源の確保をしなかったための水源の枯渇化、また、貧困地域の水道設備が撤去されるなど、貧困層が水にアクセスできなくなるという問題も起きている。こうした地域では、水事業が私営化に移りつつある。

    ODAを利用した日本の企業の水ビジネス(堀内葵氏さん)
    日本は水に関するODA(無償資金協力)のトップ援助国。しかし、最近ではODAという名のもと、日本の水企業の海外進出を政府が後押ししている。企業が参入するのは収益を得られる地域だけなので、農村地域などは置き去りにされている。
    日本のODAが、世界の貧困地域の水道の衛生化のために進められた事業が、徐々に私営化され、日本の企業も水ビジネスに乗り出している。
    しかし、日本の企業の水道技術が、海外の導入を進める地域に適した技術であるかどうかが疑問であること。
    ODAの水事業は、日本の企業の水ビジネスを進めるためなのか?それとも南北格差を無くすためなのか?問い直す必要がある。



    -----このあとはパネルディスカッションと質疑応答-----
    つづきはvol.2で報告します!



    2018.03.07 Wednesday 13:45

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