2018.03.07 Wednesday

スポンサーサイト

  • Author : スポンサードリンク
  • 0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • - | - |

    2012.11.10 Saturday 12:00

    グリーンエコノミー主流化セミナー「みんなで守る、みんなの水。」


    こんにちは。水源WATCH!プロジェクトのはづき(眞島)です。

    水源WATCH!プロジェクトでは、11月18日(日)に久しぶりのセミナーを開催します!
    ”皮むき間伐”という保全方法の紹介などを通して、私たち1人1人ができる水源保全を考えたいと思います。
    みなさまのご参加をお待ちしています!

    【転送歓迎】

    _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

    国際青年環境NGO A SEED JAPAN主催

    グリーンエコノミー主流化セミナー「みんなで守る、みんなの水。」

    11月18日(日)18:30-21:00@国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷)

    _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

    世界では、人口増加と共に、水の枯渇が深刻な問題となりつつあります。
    現在は安全な水を飲むことができる、日本。しかし、それが続くかどうかは、私たち次第。
    A SEED JAPAN 水源WATCH!プロジェクトは、地下水の過剰取水という問題を知り、
    「地下の水は、みんなのもの。」という意識の啓発に努めてきました。

    この活動の中で見えてきたのは、「意識」を「行動」へ変えることの難しさでした。

    コンビニで売っている多くのペットボトルの水源は、山梨県や静岡県などの山奥。
    私たちがなかなか訪れることのない場所にあります。

    そんな水源を守るために、首都圏に住む私たちに必要な水に対する「意識」とは、なにか。
    そして、未来の水を守ろうと「意識」したとき、私たち一人ひとりができる「行動」とは、なにか。

    水への「意識」を、「行動」へと変える。

    本セミナーでは、グリーンエコノミーによる持続可能な水利用の実現に向けて、
    日本の地域におけるその実例をご紹介するとともに、
    市民や企業などのステークホルダーが果たすべき役割を議論します。

    みなさま、ぜひご参加ください。

    □■□■――――――――――――――――――――――――――――――□■□■

    【日時】2012年11月18日(日) 18:15開場、18:30開始 21:00終了予定
    【場所】国立オリンピック記念青少年総合センター スポーツ棟第一研修室

    【主催】国際青年環境NGO A SEED JAPAN 水源WATCH!プロジェクト
    ※ホームページはコチラ→http://www.aseed.org/asj_water/

    【アクセス】
    小田急線参宮橋駅下車 徒歩約7分
    地下鉄千代田線代々木公園駅(C02出口)下車(代々木公園方面4番出口)徒歩約10分
    ※詳しくはコチラ→http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

    【参加費】
    A SEED JAPAN非会員:社会人1,000円 / 学生500円
    A SEED JAPAN会員:一律300円

    【参加申込み】
    http://kokucheese.com/event/index/59793/

    【プログラム】
    18:30~18:40 オープニング
    A SEED JAPAN水源WATCH!プロジェクトの紹介

    18:40~19:00 A SEED JAPANが捉える日本の水問題とその構造

    19:00~19:40 講演:日本の地域における地下水管理の在り方
    ※現在、ゲストの方と調整中です。

    19:40~19:50休憩

    19:50~20:40 トークセッション「市民参加型の地下水保全の可能性」

    ●パネリストの紹介:
    大西 義治さん|NPO法人 森の蘇り代表
    コピーライター、プランナーとして東京都内で勤務後、静岡県へ帰郷。
    富士宮はヒノキの宝庫だが、間伐遅れで環境問題になっていることを知り、
    間伐〈森づくり〉と木材流通〈木づかい〉を両輪の輪とする活動に取り組まれています。
    URL:http://mori-no-yomigaeri.org/

    20:40~20:55 フリートーク

    ゲストと参加者のみなさまで1つの円をつくり、講演内容への質問や意見を切り口にしながら、
    日本の地域における地下水保全の在り方について議論していきます。

    20:55:クロージング

    -----------------------------------------------------------------

    ※A SEED JAPANのプライバシーポリシーは以下のURLをご覧ください。
     http://www.aseed.org/privacy.html

    ※このセミナーは独立行政法人 環境再生保全機構・地球環境基金の
     助成を受けて開催いたします。

    ──────────────────────────────────
     <お問い合わせ>
    ──────────────────────────────────
    国際青年環境NGO A SEED JAPAN(担当:草刈、宮腰)
    〒160-0022 東京都新宿区新宿5-4-23
    Tel:03-5366-7484   Fax:03-3341-6030
    E-mail:info@aseed.org
    URL:http://www.aseed.org/
    ──────────────────────────────────

    A SEED JAPAN 水源WATCH!プロジェクト
    http://www.aseed.org/asj_water/
    水プロジェクトは全ての人と生態系が安全な水にありつけるために、スタディツアーやシンポジウムなどを通して水問題の解決に取り組んでいます。

    2011.07.17 Sunday 15:10

    「各取水源における地下水取水」に関する公開質問状2011 回答結果

    2011年6月、水源WATCH!プロジェクトでは、清涼飲料水を製造・販売している企業48社に対して、各取水源における地下水取水に関する公開質問状を送付しました。

    この公開質問状は、2010年8月に行った山梨県の水源への現地調査の地下水取水の現状やこれらの情報公開についての問題意識を背景として、「アースデイ東京2011(2011年4月開催)」でのブース出展および「アースデイ東京・アフターセミナー(同年5月開催)」にて、参加者の皆さまからいただいた水源管理および保全に対するご意見を踏まえ作成し、送付いたしました。

    その回答結果の一部を公開します。
    各企業の回答内容及び講評は後日掲載いたします。

     送付日:2011年6月20日  回答期限:2011年7月13日

     ■「各取水源における地下水取水」に関する公開質問状 回答・未回答企業一覧はこちら
     
     ■「各取水源における地下水取水」に関する公開質問状はこちら

    2011.06.27 Monday 20:14

    【イベントのご案内】【7月9日(土)14:00〜】 海外の水銀汚染と日本の水銀輸出〜繰り返してはならない水俣病〜

    STOP水銀輸出プロジェクト主催の勉強会が7月9日に開催いたします!

    今回の勉強会では、様々な方面における水銀の問題や、現在行われている国際的な水銀に関する議論、また余剰水銀の輸出に関する問題まで幅広く取り上げ、わかりやすくお伝えします。みなさん奮ってご参加下さい!


     【転送歓迎&重複失礼】
    7月9日(土)14:00より――――――――――――――――――――□■□■
    海外の水銀汚染と日本の水銀輸出〜繰り返してはならない水俣病〜
    主催:国際青年環境NGO A SEED JAPAN STOP水銀輸出プロジェクト
     □■□■―――――――――――――――――――――――――――――――

    水銀が原因となって発症した水俣病の公式確認から、50余年が経過したにもかかわらず、水銀汚染が世界中に広がっています。

    例えば、石炭に含まれる水銀が火力発電により大気を汚染したり、金の精錬のために使われる水銀が河川や大気を汚染したり、また、水中に含まれた水銀が生物の食物連鎖を通じて人体を汚染し、神経を侵し様々な症状を一生に渡って引き起こしたりします。このような人為的な水銀の汚染が地球規模で深刻化しているのです

    このような状況の中、EUは2011年3月、アメリカは2013年に水銀の輸出を禁止し、国連環境計画では2013年に水銀に関する条約を制定することを目指し、5回にわたる政府間交渉委員会が設置され、その第2回が2011年1月末に千葉で開催されました。

    一方で、日本はキルギスを除くアジアで唯一の水銀輸出国であり、その輸出された水銀が結果として、開発途上国で金精錬に使用されるなどしてその近隣住民に新たな水俣病を引き起こす恐れがあります。

    私達STOP水銀輸出プロジェクトは、こうした海外への水銀の輸出、とりわけ先進国から途上国への輸出を制限する旨を日本を含めた各国政府に対して提言すべく、立ち上がりました。

     今回の勉強会では、様々な方面における水銀の問題や、現在行われている国際的な水銀に関する議論、また余剰水銀の輸出に関する問題まで幅広く取り上げ、わかりやすくお伝えします。みなさん奮ってご参加下さい!

    □■□■――――――――――――――――――――――――――――――□■□■
    ☆開催概要☆
    【日時】2011年7月9日(土) 14:00〜16:00(13:30開場)
    【場所】財団法人人権教育啓発推進センター人権ライブラリー多目的スペー
    【主催】国際青年環境NGO A SEED JAPAN STOP水銀輸出プロジェクト
    【対象】水銀の問題に関心のある学生・社会人
    【アクセス】
    財団法人人権教育啓発推進センター人権ライブラリー多目的スペー
    〒105−0012 東京都港区芝大門2−10−12
           JR浜松町駅(南口改札から徒歩7〜8分)
           都営三田線芝公園駅(A3出口から徒歩3〜4分)
           都営大江戸線・浅草線大門液(A3出口から徒歩4〜5分)
    ※詳しくはこちら→http://www.jinken.or.jp/jinken-library/access

    【参加費】
    A SEED JAPAN 会員 一律 500円
    A SEED JAPAN 非会員 学生:500円 社会人:1000円

    【プログラム】
    全体進行(司会):曽村栄太郎(A SEED JAPAN)
    14:00〜14:10 オープニング・本セミナーについて
    14:10〜14:30 「水銀問題概要と日本の水銀輸出」
    曽村栄太郎(A SEED JAPAN)
    14:30〜14:50 「水銀輸出によって起きる問題−ASGM」
    冨田瑛祐(A SEED JAPAN)
    14:50〜15:10 「輸出禁止に向けた日本国内の取るべき政策−保管と焼却」
    青木泰氏(水銀汚染検証市民委員会)
    15:10〜15:30 「水銀輸出に関する条約制定への議論と課題」
    福島健彦氏(環境省環境保健部環境安全課課長補佐)
    15:30〜15:50 質疑応答
    15:50〜16:00 STOP水銀輸出プロジェクト活動計画、寄付のお願い
    冨田瑛祐(A SEED JAPAN)
    16:00〜16:10 クロージング

    ★講師
    ・青木 泰氏
    ごみ環境ジャーナリスト。水銀汚染検証市民委員会。NPO法人ごみ問題5市連絡会事務局長。
    東京の時計会社の研究所に勤めていた20年前から自然保護・ごみ環境問題に取り組む。
    市民活動の現場から情報発信・政策提言を続ける。

    ・福島 健彦氏
    環境省環境保健部環境安全課課長補佐。

    【寄付のお願い】
     STOP水銀輸出プロジェクトは、第三回政府間交渉委員会(INC3)へ参加し、政策提言、情報収集、そして広報活動を行って参ります。INC3の開催地であるケニア・ナイロビまでの渡航費を補填すべく、STOP水銀輸出プロジェクトでは個人及び法人の皆様方からの寄付金を募集しております。皆様の暖かなご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

    ・ご入金先について
    ゆうちょ銀行
    口座番号:00130-8-609558
    加入者名:A SEED JAPAN
    備考:「STOP水銀輸出プロジェクトへの寄付」と明記の上、ご氏名、ご連絡先をご記入ください。また、WEBサイト上でもクレジットカードからのご寄付を受け付けております。
    詳しくは下記サイトをご覧ください。
     http://www.aseed.org/donation/zenpan.html

    【参加申込み】
    下記の参加申し込みフォームからお申し込みください。
    http://bit.ly/kvbZ6q
    ※申し込み締切日:2011年7月8日(金)

    その他、今回の勉強会についてご不明な点がございましたら、
    件名を【STOP水銀輸出 水銀勉強会】として、
    sub.ashuman@gmail.comまでご連絡ください(担当:冨田)。

    ※今回ご提供いただく個人情報は、 A SEED JAPANが主催する
    各種イベント等に関する情報提供とそれらに付随する
    諸対応に使用させていただく場合があります。
    取り扱いに関するご質問・ご要望がございましたら、事務局までお問い合わせください。
    電話番号:03(5366)7484

    ※A SEED JAPANのプライバシーポリシーは以下のURLをご覧ください
    http://bit.ly/jRTeAo

     □■□■―――――――――――――――――――――――――――□■□■
     1人が動く。社会は変わる。
     【国際青年環境NGO A SEED JAPAN とは】
     地球サミット(1992年)に青年の声を届けよう!という想いから
     始まった国際青年環境NGO。大量生産・大量消費・大量廃棄のパターン
     の変更と、南北間・地域間・世代間の格差のない社会を実現するために、
     未来の世代を担う青年自らが行動を起こしています。
    ※ホームページはコチラ→http://www.aseed.org/
    □■□■―――――――――――――――――――――――――――□■□■
    【STOP水銀輸出プロジェクトとは】
    大気、水、土壌、そして人間への過剰な水銀汚染のない世界にしていくために、2013年に予定される水銀条約の採択・署名のための外交会議において、法的拘束力のある余剰水銀の輸出禁止が合意されることを目指し立ち上がりました。
    主な活動内容としては、国内では、院内集会を通じた議員関係者、そして省庁担当者への政策提言をし、勉強会やシンポジウム、Webサイトにて情報発信を行います。
    国外では、水銀条約のための準備会議、政府間交渉委員会において、
    メンバーを派遣し、現地会場での政策提言、情報収集、広報活動を行います。
    未来に水俣病の悲劇を再び繰り返さないためにも、私たち青年の立場から、強い水銀条約にしないといけないことを訴えていく必要があるのです。
    □■□■―――――――――――――――――――――――――――□■□■

    2011.05.20 Friday 14:41

    【イベントのご案内】【5月29日(日)18:30スタート!】アースデイ東京2011 アフター・セミナー 水源WATCHなう! -みんなの”つぶやき”で水源を守ろう!-

    みなさま

    こんにちは!

    水源WATCH!プロジェクトの眞島(はづき)です。

    水源WATCH!プロジェクトでは、5/29(日)18:30より、

    アースデイ東京2011 アフター・セミナー

    『水源WATCHなう! -みんなの”つぶやき”で水源を守ろう!-』

    を開催いたします!

    先日のアースデイ東京2011では、私たちもブースを出展し、

    私たちが生活で用いる水の源を見つめ直すことの必要性をお伝えしました。

    アフター・セミナーとなる今回は、

    世界、そして日本の水源で起こっている様々な問題を提起すると共に、

    水源地を守っていくために私たちにできることを考える場を通して、

    具体的なアクションの提案を参加者のみなさんと共に作りあげます。

    また、ゲスト講師として、

    橋本淳司氏(アクアスフィア)、堀内葵氏(特定非営利活動法人 AMネット)

    のお二人をお招きします。

    ご都合がよろしければぜひ、ご参加ください!


    ☆参加申込み

    下記の参加申し込みフォームからお申し込みください。

    http://ow.ly/4T3VF

    ※申し込み締切日:2011年5月27日(金)


    企画詳細はコチラ↓

    【転送歓迎&重複失礼】

    529()18:30より――――――――――――――――――――□■□■

    アースデイ東京2011 アフター・セミナー

    水源WATCHなう! -みんなのつぶやきで水源を守ろう!-

    主催:国際青年環境NGO A SEED JAPAN 水源WATCH!プロジェクト

     □■□■―――――――――――――――――――――――――――――――

    日本で暮らしていると、あまりに身近で当たり前すぎて、

    私たちが使う水がどこから来るのか、その『源』について考えることはあまりないかもしれません。

     

    しかし、日本や世界の水の『源』では、さまざまな問題が起こっているのです。

     

    これらの問題から水源を守るためには、水を使う私たち1人1人が、

    自分たちの水源について知り、考え、そして管理と保護を求める声をあげることが必要です。

     

    本セミナーでは、

    日本国内や世界の水源で実際に起こっている様々な問題を取り上げ、

    みなさんと一緒に水源について考えると共に、

     

    今話題のソーシャルメディアを用いて、

    水源の管理と保護を求めるみなさんのつぶやきを、社会に届けます。

     

    水源を守っていくための第一歩を、私たちと一緒に踏み出しませんか?

    □■□■――――――――――――――――――――――――――――――□■□■

    ☆開催概要☆

    日時】2011529() 18:3021:00(18:00開場)

    【場所】国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟513

    【主催】国際青年環境NGO A SEED JAPAN 水源WATCH!プロジェクト

    ※ホームページはコチラ→www.aseed.org/asj_water/

     

    【対象】水問題に関心のある学生 ※社会人の方も歓迎!

    【アクセス】

    小田急線参宮橋駅下車 徒歩約7

    地下鉄千代田線代々木公園駅(C02)下車(代々木公園方面4番出口)徒歩約10

                  ※詳しくはコチラ→http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

     

    【参加費】

    A SEED JAPAN 会員 一律 500

    A SEED JAPAN 非会員 学生:700円 社会人:1000

     

    【参加申込み】

    下記の参加申し込みフォームからお申し込みください。

    http://ow.ly/4T3VF

    申し込み締切日:2011527日(金)

     

     【プログラム】

    ※プログラムの詳細に関しては、以下のPCサイトをご覧下さい。

    www.aseed.org/asj_water/

     

    ●ゲスト

    堀内葵氏
    経済がグローバル化することで引きこされる環境・食料・水・農業・貧困などの問題の分析

    およびその解決策を提言するNGOAMネット」にて事務局長を務める。

    世界中のNGOが参加する国際会議に多数参加し、公的な水管理の重要性を提言している。
    論文に「世界中で進む水道私営化 〜生活の基本、公で管理を〜」(京都新聞、2009年)、

    「水が狙われている!」(日刊ベリタ、2010年)、など。

    橋本淳司氏

    著述家、アクアスフィア代表、日本水フォーラム節水リーダー。

    1967年群馬県館林市生まれ。1990年学習院大学卒業後、出版社勤務を経て独立。

    以降、各地の水問題を取材し、水を主たるテーマに執筆活動を行う。

    また、国内の大学、高校、小中学校などで、水の大切さや世界各地の水事情を伝える

    出前授業「Water Planet みずのがっこう」の副校長、独立行政法人国際協力機構の

    中国・節水型社会構築プロジェクトにおける普及啓発の専門家なども務める。

    主な著書に、『世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日』、

    『水問題の重要性に気づいていない日本人「おいしい水の話」から「酸性雨の話」まで』(PHP研究所)

    『明日の水は大丈夫?バケツ1杯で考える「水」の授業』(技術評論社)

    67億人の水「争奪」から「持続可能」へ』(日本経済新聞出版社)など。

     

    今回の勉強会についてご不明な点がございましたら、

    件名を【水源WATCH!アースデイ・アフターセミナー】として、

    asj.water.office@gmail.com)までご連絡ください(担当:眞島)。


    ※A SEED JAPAN
    のプライバシーポリシーは以下のURLをご覧ください。

    http://bit.ly/jRTeAo

     

    ※本セミナーはパタゴニアの助成を受けて運営しています。

    (パタゴニアのWEBサイトはコチラ→http://bit.ly/lfd1FK)


    2011.02.11 Friday 11:52

    水プロより水銀会議報告!

    広報部ブログ、水プロ2回目.jpg
    初めまして!水プロジェクトのえーちゃんです!

    2013年に制定される水銀条約のための、5回のうちの2回目の準備会議、

    「第二回政府間交渉委員会(INC2)」が千葉県の幕張メッセで1月24日から28日まで開催され、

    この度、水銀による水質汚染の問題という観点から、水プロジェクトの私が参加してきたので、その報告をしたいと思います!

    会議には日本を始め、アメリカやEUなどの先進国や、アフリカ地域などの途上国、中国やインドなどの新興国と色んな国から、

    約600人の政府、記者、NGOなど色んな立場の人たちが参加しました。

    議論された内容としては、大気や水、土地への水銀の排出削減の話があり、そのために、

    水銀を含んだ製品の話や、どういう場合に水銀の使用を許可するのかという話、

    金の製錬に使われる水銀の話、石炭火力発電や産業廃棄物、焼却炉の話、

    などなど、多岐にわたりました。

    各国の姿勢としては先進国は全面禁止、

    新興国は段階的に削減、もしくは法的拘束力もなく義務もない「自主性」を強調、

    アフリカなどの途上国では、国の発展よりも水銀の被害を優先し、法的拘束力のある条約に賛成、だけどそのためにお金が必要、、

    という感じでした。

    なぜそういう主張があるかと言うと、水銀は石炭に含まれているので、新興国にとって発展するのに都合が悪かったり、

    途上国では、小規模金採掘によって家計を支えてる人が多かったり、色んな問題があるからです。

    会議の前日のNGOサイドイベントでは、

    日本で過去に起きた水銀汚染による公害、「水俣病」のプレゼンテーションがありました。

    その中で水俣病被害者の坂本しのぶさんという方が発言しました。

    (その模様は24日の朝日新聞にも載っています。)

    水俣病は被害者認定の裁判や加害企業チッソの分社化など、水俣病の問題は今もまだ続いています。

    一番問題なのは被害の深刻さです。

    水銀で体が汚染されると上手く歩けなかったり、喋れなかったり、耳が聞こえづらくなったり、

    人間として普通の生活が生涯にわたってできなくなります。

    どんな理由があろうとも水銀の汚染はなくさないといけません。

    実は日本人も他人事ではありません。

    外国で排出された水銀は、特にマグロやカジキなど大型の肉食魚や、深海魚、

    クジラ・イルカなど海棲哺乳類を汚染します。

    そして魚をよく食べ、マグロの漁獲が多い日本は、危ないわけです。

    特に妊産婦の方が食べると、胎児にとても大きな影響を与えます。

    こういう問題があるので、今すぐにでも水銀に規制をかけていかないといけないのです。

    もっと知りたい方は水プロジェクトのサイトへ!

    水プロジェクト↓
    URL:http://www.aseed.org/asj_water/

    2011.01.23 Sunday 16:15

    水銀会議にNGOミーティング!


    ma+saです!

    今、水プロジェクトのえーちゃんが水銀問題に関する国際会議に参加しております!

    最新フォトアップ

    後日会議について報告したいと思います!

    お楽しみ〜

    2010.10.31 Sunday 17:17

    【セミナー報告】見つめ直そう、水の流れ。vol.2


    ma+saです!

    前回に引き続き水セミナーの報告、後半です。


    ●パネルディスカッションと質疑応答
    <オルタナティブについてdiscussion>

    ○水道の問題
    な(中川崇さん):(民営化の現状認識や日本の民営化の様子)日本の水道事業は、基本的には自治体自体が水道事業を行っていて、水道料金事業を民間が請け負っているところはない。
    建設の技術的や設備の管理で民間企業に委託することはある、民間企業に委託は悪いことではないが、公営、民営のパートナーシップや方向性が異なってきていることが問題。

    ほ(堀内葵氏さん):(国内の民営化について)国内でも浄水場の民営化が進んでいる。1.自治体の財政状況も厳しい、2.技術者がいない、3施設の老朽化、3つの理由で民営化を選択する傾向になりつつある。
    水はすべての人が平等に使えるもので、民営化で水の供給が脅かされてるのでないかと不安である。
    海外の事例のように、公営、民営ではなく住民が意思決定に参加できるようなシステムが日本でもできるといい。



    さ(佐久間智子さん):(水の問題を、なぜ関心をもたないといけないのか?)私の住んでいる地域の問題で、神奈川県水道が100年に一度の大雨でも雨をためられるダムを作ったのですが、そのせいで、県水道は赤字。
    しかし、債権でまかなっており料金は変わらない、しかしいずれ将来利息分を支払うことになる。
    これは市民が知らない事実であるり、まったく議論されずにいる。
    また建設前から知る必要があったし、現段階でも、もっと住民を巻き込んだ議論をしていかなければならない。

    ○水源の問題
    く(草刈良允):(水源の問題:企業の取水について)白州町の中だけではなく県全体で、取水に課税をしていくべきだと言う話がある。しかし、現地の人は企業はお金を払えばいいわけで、取水制限を設けることが必要だと言っている。

    な:(取水制限は法でどのように規制できるか?)高度経済成長期に、工業用水事業があったが、なくなってきている。環境局は地盤沈下対策をしている。多摩地域で地下水を汚染されないようにある程度の汲み上げを行っている。
    ほ:インドで地下水の取水が問題になった際に、裁判にかけられたことがあった。
    さ:地下水は境界がはっきりしていない。どのくらいあるのかや、誰のものかはっきりしないのをいいことに、買った土地で飲料水会社が取水している。しかし、地元の自治体などには一切利益がない。



    ○質疑応答
    --フロア:企業は海外などから水を買っている。最近は海外から日本の山を買っていて、水源を
    見ていると言われている。海外との問題に発展する前に、取水制限をするべきだ。
    さ:日本人が代理で買っている場合があるかないかなどまだ良く分からないが、地域の共
    有財産を守るために何らかの動きをするべき。

    ---フロア:日本も海外から食料を大量に輸入している。
    バーチャルウォーターとして海外から"水”を大量に輸入している問題もある。
    (バーチャルウォーターについて)
    ほ:日本も海外から水を輸入してきていた、まず自分たちの身近な水を見直すことが必要。
    な:どうやって地下水を守るか。水は公共財であり、水基本法の制定を訴えている。
    く:自分たちの土地に目を向けることが大切。例えば、自分たちの水が海外に買われてい
    る事実を知っていくべき。地産地消は水にもいえる。
    さ:30年後にはバーチャル水は終わるのではないか。そのために持続可能な使い方をして
    いくべき。無駄な貿易をやめて地域に目を向けるべき。

    ○最後に
    く:市民の声が行政や企業に届いていない。
    議論がなされるためには、その土地について知っている人がどれだけいるかが大切。
    多くの人が声を上げて企業や自治体へ届けるシステムを作っていきたい。
    な:地域との関係を築いて、事業の見直しなどをしていくことが重要。
    ほ:私たちは自分たちのお金でどんな援助・事業がなされているかを把握することが重要
    である。
    さ:水の問題は広い。自分たちの体を作っている水がどこからきているか?
    地域の水か海外の水か?食べ物1つとってもバーチャルウォーターの問題もある。
    今回が水を考える意識のきっかけになればいいと思う。




    質疑応答では、水道管の安全に関する問題から、バーチャルウォーターまで話が広がった。
    「水」と言っても水道水から地下水、バーチャルウォーターなど色々とあるため、ひとつの視点からは簡単な答えを出すのは難しく、奥深い問題ということがわかった。
    私たちの水は自分たちで見つめ直す必要なある、しかし、これまで議論されずにいた問題を、私たちが考えるきっかけができたことは、大きな第一歩だったと思う。
    水プロジェクトのこれからの活躍に注目したい。



    2010.10.30 Saturday 13:45

    【セミナー報告】見つめ直そう、水の流れ。vol.1



    ma+saです!

    8月から連載をしてきました編集部あさに変わり、
    水プロジェクトチームが開催した水セミナーの報告です。


    9月23日(木・祝)午後、広尾 JICA地球ひろばにて、行われたセミナーです。
    A SEED JAPAN セミナー『見つめ直そう、の流れ。』

    当日は、申し込み人数を上回った参加者が会場に集まった。
    年齢層は幅広く、水問題について詳しく方から、
    私のような水問題についての初心者も参加していた。

    1、2回の連載で水プロジェクトチームの活動を追ってきたが、
    今セミナーによって水問題は、とても様々な事情が複雑に絡みあっていて
    複雑で状況を打破することが困難な状態であるということを知ることができた。


    --------------------------------------------------------
    前半は身近な国内の水問題について。
    まずは全日本水道労働組合の中川崇さんによる『東京都の水道の仕組みと問題点』の紹介。そして水プロジェクトの草刈良允による、先日のブログでも紹介した『日本のボトルウォーターに潜む問題 山梨県北杜市白州町の事例』の紹介が行われた。

    -簡単なポイント-

    水道水(中川崇さん)
    戦後、公共衛生が目的で作られた水道によって、戦後に整備された水道は今、様々な問題に直面している。水道設備の老朽化や財政難が生じているほか、技術進化や安全面の強化に伴いさらなる資金が必要になってきている。また、給水人口や水源の水質の差によって、水道料金の地域格差が起きている。

    地下水(草刈良允)
    一部の地域で、約20社の飲料水メーカーが大量に取水している山梨県北森市の白州町では、近隣住民の井戸が濁ったり、枯渇したりしている。
    企業側も住民側も、濁水や枯渇化が、取水と関連しているのかどうかわからない。
    水プロジェクトとしては、企業と地域住民の間で十分な話し合いが行われていないことや、過去に一方的に試掘が始まったこと。
    また、ある企業がCSR活動の一環として行っている水源涵養林が、機能を果たしてない、といった点が問題だと感じている。

    --------------------------------------------------------
    後半のパネルディスカッションに入る前に、世界の水事情の紹介。
    PARCの佐久間智子さんによる『世界の水危機と水ビジネスの矛盾』と
    AMネットの内葵さんによる『日本のODAという視点から見る水問題とNGOの役割』。


    -簡単なポイント-

    世界の水道民営化(佐久間智子さん)
    一部の貧困地域では、公的機関による水道運営の汚職によって住民が安全な水にアクセスできずにいる。そのため、企業がそのような地域に参入して、上下水道の設備と運営を行うケースが約10年前から盛んになっていた。しかし、民営化も水道料金の高騰や現地労働者の解雇といった新たな問題を生み出している。この民営化の動きは先進国でも生じているが、「民営化が悪い」ということではなく、運営が不透明になり、地域住民が意思決定に参加できないことが問題。

    実は様々な国で公営は失敗していて、節水の管理や水源の確保をしなかったための水源の枯渇化、また、貧困地域の水道設備が撤去されるなど、貧困層が水にアクセスできなくなるという問題も起きている。こうした地域では、水事業が私営化に移りつつある。

    ODAを利用した日本の企業の水ビジネス(堀内葵氏さん)
    日本は水に関するODA(無償資金協力)のトップ援助国。しかし、最近ではODAという名のもと、日本の水企業の海外進出を政府が後押ししている。企業が参入するのは収益を得られる地域だけなので、農村地域などは置き去りにされている。
    日本のODAが、世界の貧困地域の水道の衛生化のために進められた事業が、徐々に私営化され、日本の企業も水ビジネスに乗り出している。
    しかし、日本の企業の水道技術が、海外の導入を進める地域に適した技術であるかどうかが疑問であること。
    ODAの水事業は、日本の企業の水ビジネスを進めるためなのか?それとも南北格差を無くすためなのか?問い直す必要がある。



    -----このあとはパネルディスカッションと質疑応答-----
    つづきはvol.2で報告します!



    2010.09.10 Friday 17:50

    【ASJチーム紹介】水プロジェクトチーム:国内水問題 vol.2

    (現地の方から井戸被害の説明を受けている様子)


    こんにちは、編集部のあさです。

    「水プロジェクト」の紹介です。
    今回は、水プロジェクトチーム(以下:水プロジェクト)が
    8月に行った現地調査についてです。

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
    水プロジェクトは、8月7日〜9日に山梨県北杜市白州町で現地調査を行いました。

    白州町は南アルプスに囲まれた地域で、「名水百選」にも選ばれた尾白川など、水源に恵まれた地域です。

    一方で、その豊富な水源を求めて約20社の飲料水メーカーが取水しています。

    水プロジェクトのメンバーの、はづきに現地調査について話を聞きました。

    +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
    ●現地調査を行ったきっかけは?

    チームリーダーのma-sa(まーさ)が工場の近くにお住まいの方のブログを見つけて、
    そこから白州町の地下水の問題について知った。
    大きな企業の工場が取水していて、近隣住民の井戸の水が濁ったり、
    枯れてしまったりという問題がブログに載っていたから、
    そのことについてもっと詳しく知りたくて白州町に実際に行くことになった。
    国内の水の問題について知ることで、水問題をもっと身近に感じて、活動に対するメンバーの意識を高められると思った。

     (水プロジェクトメンバー:はづき)
     
    ●ツアー前に知りたかったことは?
     
    住民の井戸が涸れたり、濁ったりしていることに対して、
    企業・行政・住民はどう思っているのか。
    問題の原因を直接聞くことでわかることがあると思った。
    企業と住民の間のやり取りに問題があったので、企業のCSR活動はどう在るべきなのか、
    企業の責任とは何なのかをツアーに行って考えたかった。
    そして、白州町の地下水を守るためにそれぞれ(企業・行政・住民)がするべきこと、
    私たちにできることを考えたかった。

    (現地の方からの説明)
     
     
    ●行ってみてどうでしたか?
     
    住民が問題に対して一番感じているのは「不安」。
    地下水がいつなくなってしまうかわからないという不安が大きくて、
    住民の方はその不安がなくなることを一番望んでいる。
    地下水の枯渇や濁水の問題と、企業がしている取水との因果関係が明らかになっていない。
    そして企業がそのことについて住民に対して納得のいく説明をしていない、
    というのも不安の要因のひとつだった。
    問題なのは、目に見えない地下水の管理をどうするのか企業・行政・住民の間で
    話し合う場がないこと。
    このままだと、住民たちは漠然とした不安を抱え続けなくてはならない。

    (以前勝手に掘られたが、もう閉じている井戸)
     
    ●行く前と行った後で、気持ちの上で変わったことは?
     
    行く前はもっと企業に対して声をあげなくちゃいけないと思ってた。
    でも実際に住民の方に話を聞くと、企業から雇用などの恩恵を受けている住民もいるから、
    あまり声を大にして抗議できないということを知って、いろいろ考えさせられた。
    一番の問題は企業がきちんと情報公開をしていないことだと思う。
    企業のCSR活動って、いいことやってるイメージがあったけど、
    大きな企業でも実際にはうまくいってないところがあるんだなと思った。
     
    あと、"限りある水"っていうことを前より身近なこととして感じた。
    いつ地下水が出なくなるかわからないっていう現地の人の不安を知って。
    水は当たり前にあるものってどうしても思いがちだけど、
    限りあるからこそどうやって使うか考えていきたい、と思った。
      
    (水源林の様子)

    ●今後どうしていったらよいか?
     
    まず住民同士での話し合いの場を作り、問題意識を持つ。そのうえで、
    企業と行政も交えての話し合いの場を作る必要がある。
    そして、白州町へのツアー(工場見学だけじゃなくて、
    「白州町の地下水について知るツアー」みたいなもっと広い意味で)を企画して、
    現地で問題を学べるようにするとか、
    とにかくこの問題を多くの人に知ってもらうことが大事だと思っているから、
    水プロジェクトに何ができるのか、メンバーと考えている。

    +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

    インタビューを通して、多くの問題点を知ることができたと同時に、
    企業・行政・住民が良い関係を築いていくことの難しさを感じました。
    実際に現場に足を運んでみることで、より多くのものが見えてくるんだなと思いました。

    (文責:A SEED JAPAN編集部)



    水プロジェクトチームはメンバーを募集しています!
    興味がある方はA SEED JAPAN事務局まで!

    【お問い合わせ】
    国際青年環境NGO A SEED JAPAN(担当:三本)
    〒160-0022 東京都新宿区新宿5-4-23
    TEL:03-5366-7484  FAX:03-3341-6030
    E-mail:info@aseed.org

    2010.08.09 Monday 20:21

    【ASJチーム紹介】水プロジェクトチーム vol.1

    こんにちは、はじめまして!
    編集部の新人あさです。

    5月の新歓オリエンテーションがきっかけでA SEED JAPANに入りました。
    音大を卒業し、今はヴァイオリンを弾いたり教えたりする仕事をしています。
    いろいろなことに問題意識を持ち、それを何らかのかたちで発信していきたいと思い、
    編集部に所属。現在、編集部でライターの勉強中です。

    今回から3回連続で、今A SEED JAPANで一番新しいチーム
    「水プロジェクト」を紹介していきます!


    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
    突然ですが、私たちが一日にどのくらい水を使っているか、
    考えたことはありますか?

    水って、私たちの生活になくてはならないものですよね。
    日本で生活していると蛇口をひねれば簡単に水が出てそのまま飲むこともできる。そのありがたさは、普段あまり実感できないと思います。

    私は去年ベトナムに行く機会があったのですが、飲み水では本当に苦労しました。そしてそのときに初めて、自分がいかに恵まれているかということを実感しました。

    調べてみると、世界では人口のうちおよそ1/6にあたる11億人もの人が安全な水を入手することができていないことがわかりました。また、汚染された水を飲んだり生活に使用することが原因で病気にかかり、年間220万人もの人々が命を落としています()。

    さらに、水は「商品」として売買されたり、過剰に取水されていたりしています。
    このように、私たちが毎日当たり前のように使っている「水」はさまざまな問題を抱えているのです。
    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

    そんな世界の問題に対して活動している「水プロジェクト」
    現在9人のメンバーで活動していて、メンバーのほとんどは大学生です。
    水プロジェクトでは、水を「すべての人と生態系に行き渡るべきもの」と考えています。それを実現させるために、今は勉強会を開いて世界で起きている問題を学んだり、自分たちができることについて話し合ったりしています。

    ミーティングのあとに、水プロジェクトのリーダー、ma-sa(まーさ)に今後の活動について話を聞きました。

    +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

    まずは、水が多くの人や生態系に行き渡っていない現状を消費者である市民に知ってもらいたい。

    でも水プロジェクトは消費者に啓発するだけじゃなくて、
    水の供給に携わっている企業や国際機関にも提言を行う。


    消費者サイドと供給サイド、両方に働きかけて、
    次の世代に受け継がれていくような仕組みを作っていきたい。 

    一番近い活動は、来週に行う水源調査。
    そこでの目的は、行政・企業・市民が一体となって水源を守る方法を見出すこと。
    帰ってきたらまた報告します。

    +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

    参加してみて、その熱意がすごく伝わってきたし、
    とても和気あいあいとした雰囲気で、常に笑いの絶えないチームでした。



    私自身、今回初めて水問題について知ったので、
    最初は「難しそう…」というイメージでした。

    でも、メンバーに話を聞くうちに、
    「私ももっと勉強して、自分にできることを見つけていきたい」
    という思いに変わってきました。

    また機会があればぜひお邪魔してみたいです!

    次回は、水源での現地調査の様子をご報告する予定です。

     UN-Water Statistics:


    <<new | 1 / 1pages | old>>
     
    PR
    CALENDAR
    NEW ENTRY
    ARCHIVES
    CATEGORY
    TRACKBACK
    PROFILE
    緑のgoo
    愛知/名古屋COP10 A SEED TV
    MOBILE
    LINK
    RECOMMEND
    SEARCH
    OTHER

    (C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.